スタッフがお届けする現地ブログ

新着スタッフ日記

箱根甲子園

2024/11/25

シリーズ:箱根旧街道を歩く(畑宿~箱根甘酒茶屋)[2]

2024年4月に「箱根峠越えウォーク大会」に参加しました。 箱根湯本から三嶋大社までの28km。完歩しました。 箱根八里であれば小田原宿から三島宿までの32kmですが、 箱根湯本からなので28kmです。 歩いた実体験からの箱根旧街道の魅力をシリーズでお伝えします。 第2回目は、畑宿から箱根甘酒茶屋まで 箱根旧街道は、1923年の関東大震災の復旧の際、 石畳の道は古い!車の通れる道にしよう! となり復旧工事と共に車道へ変わって行きます。 その為、畑宿から元箱根の間は、車道の勾配を緩和する必要から 箱根旧街道の直線的なルートから大きく迂回するルートに変更されました。 箱根八里の勾配は、平均20%以上の区間が多く、部分的には40%以上の場所も 現在の車道勾配が最大12%、平均的なスキー場のゲレンデが25%前後であることを 考えれば、その急勾配の度合いがわかります。 畑宿の一里塚からはじまる西海子坂、樫木坂、猿滑坂と続く坂は東坂の中でも 最も急勾配です。と自分が歩いた道の難易度をアピールしまして、 畑宿の一里塚を過ぎて最初の坂が、西海子坂(さいかち)です。 石畳が良く残っている坂で、二子石特有の黒灰色の石が暗い杉林を 一層暗く感じさせます。そしてなんと言っても箱根旧街道が 箱根新道の上を通過するという不思議な光景を目にします。 続いて、樫木坂(かしのき)。階段脇には、『東海道名所記』の 「橿の木の さかをこゆれば くるしくて どんぐりほどの 涙こぼる」 という狂歌を紹介しています。 涙がこぼれそうになりながら登ったのに、続いて今度は 猿滑坂(さるすべり)です。涙が出るを通り越し絶句です。 歯を食いしばり登り切り、もうすぐ箱根甘酒茶屋というところで 最後に、名前の意味がよく分かる、追込坂(ぶっこみ)です。 前の西海子坂、樫木坂、猿滑坂に比べれば、勾配はありませんが、 前の西海子坂、樫木坂、猿滑坂を乗り越えての坂は、確かに追込でいます。 そして箱根甘酒茶に到着。休憩。 この場所に茶屋がある事のありがたさ! なるほど昔の人は、良く考えてお店を出したものだと思ってしまう。 西海子坂、樫木坂、猿滑坂、追込坂を乗り越えての 甘酒は格別です! と今回はここまでです。

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VIALA箱根翡翠

2024/11/25

冬、到来

こんにちは。 突然の冬の訪れに衣替えが間に合いません。皆様いかがお過ごしでしょうか。遅めの紅葉も雨に流され、箱根にも遂に冬がやってきます。ご来館の際はマフラーなどの防寒具をしっかりとご用意ください。   本日はポーラ美術館さんで開催している展覧会の紹介です。 現在好評をいただいている『フィリップ・パレーノ』展は12/1にて終了いたしましが、次回12/14より『カラーズ 色の秘密にせまる』が開幕となります。本展覧会は、近代から現代までの美術における「色彩」に注目し、色彩論や色を表現する素材との関係にふれながら、その役割についてあらためて考察をするものです。 いただいた資料が既にカラフルで、美術芸術に明るくない私でも視覚的に見入ってしまうものでございました。普段の催しとは少し趣向のことなる展覧会となっていますので、この機会に足を運んでみてはいかがでしょうか。今年は芸術の秋、というには少し期間が短い秋だったので、芸術の冬をポーラ美術館さんで堪能してみてください。 箱根翡翠売店ではポーラ美術館をお得にご利用いただける前売券を販売しております。当館お越しの際は是非ご活用ください!

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