スタッフがお届けする現地ブログ

京都鷹峯 & VIALA

2025/08/22

正寿院風鈴まつり🎐

皆様、こんにちは。フロントの下久保です。 今回はこの季節にぴったりな、 「正寿院風鈴まつり」をご紹介させていただきます。 境内に2000個を超える沢山の風鈴が奏でる 夏の風物詩。 気温が京都市内と比べても夏は5℃ほど涼しいことから、 別荘宅もある避暑地にあります。   気温だけではなく風鈴の見た目や音など、人間の五感「眼耳鼻舌身」で涼を感じて頂きたい思いと、 昔から風鈴には厄除けの意もあることから、 御本尊である観音様の厄除けにもあやかり、風鈴を吊ったことが始まりとのことです。   「眼」全国ご当地風鈴を見る 「耳」風鈴の音を聞く 「鼻」自然と茶畑の香りを 「舌」茶のまちで、本場のお茶を味わう 「身」風鈴絵付け体験 客殿には猪目窓という窓があります。 猪目はハート型になっており、色鮮やかな160枚の天井画も 是非見ていただきたいポイントでございます。   風が運ぶ涼の音を求めて、 足を伸ばして訪れてみてはいかがでしょうか。   「正寿院(風鈴時)」 📍京都府綴喜郡宇治田原町大字奥山田小字川上149 開催期間■2025/6/1~2025/9/18 営業時間■9:00~16:30  定 休 日  ■無休 ※2025/8/17は終日拝観中止

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京都鷹峯 & VIALA

2025/08/22

スパエレクレア【オータムキャンペーンのお知らせ】

みなさまこんにちは。 スパエレクレアの鈴木です。   日中まだまだ蒸し暑い京都の夏も、お盆を過ぎた辺りから 鷹峯の夜風に秋を感じるようになりました。 この夏のお身体の疲労回復と秋の乾燥にお顔のお手入れをいち早く取り入れた 2025秋のキャンペーンが誕生いたしました! 一足お先にご案内、こちらのブログにて発表させて頂きます!     ☆☆☆☆☆☆     A U T U M N  C A M P A I G N   ☆☆☆☆☆☆                ~ 足 元 か ら 広 が る 森 の 香 り ~                 夏の過酷な環境からリセットし、肌も心も澄みわたる                《2025年 9月1日(月)~ 11月30日(日)迄》                  秋  の  五  感  リ  セ  ッ  ト                ♪ ボデイ&フェイシャル コンビネーション ♪フットバスソルト付き♪                          ♪ 季節の香り ヒノキとユーカリをブレンドしたアロマ ♪                             100分  28,490円(税込)          ♪ BODY ♪ フットバス ⇒ 背面  足裏→ふくらはぎ→太もも→腰→背中→肩甲骨→肩→首      ♪ FACE ♪ クレンジング→泡洗顔OR スクラブ→デコルテ~フェイシャルトリートメント→            モイストパック→ヘッドスパ→整肌(RS28セラム+アイクリーム+クリーム)                     ~ゆっくりとご堪能していただけるコース内容となっております~               ~是非 至福のひとときを スパエレクレアにてお過ごし下さい~                    ~セラピスト一同 お待ちしております~                                                                                   ご予約はこちらから

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熱海伊豆山 & VIALA

2025/08/22

夜を彩るデザートのおすすめ

こんにちは。レストラン林です。   古今和歌集に掲載されている“夏”を題材にした詩にこんな作品があります。     『夏と秋と 行きかふ空の通ひ路は かたへ涼しき 風や吹くらむ』 凡河内窮恒(おおしこうちのみつね)   まるで、夏と秋が「空の道」ですれ違うように、季節が移り変わっていく様子を、涼しい風の吹く情景を通して描いており、夏の終わり、秋の始まりという季節の境目を表現しています。     8月も後半に突入し、夏の終わりへと近づき始めた今日この頃ですが、未だ秋の風の到来は無いようで、まだまだ暑い日が続く見込みです。   そんな時候、賑わいを少し落ち着かせた熱海でゆっくりとお過ごしになるのはいかがでしょうか。     過行く季節と、いつも変わらず美しい海を愉しみながら、グリルフレンチ「コート・エ・シエル」でゆっくりお食事でもお楽しみください。   本日はコート・エ・シエルでご提供している2種のデザートをご紹介いたします。   一つ目は『山梨県産白桃 シャンパーニュの香り』。   みずみずしくジューシーな味わいととろけるような食感をもつ山梨県産の白桃を、複雑な風味と芳醇な香りを持つシャンパーニュを使ってコンポートした贅沢な仕立て。   白桃のコンポートやシャンパーニュのジュレと一緒に、上品な甘みを持つマスカルポーネチーズを使用したエスプーマ、溌溂とした酸味のフランボワーズのソースとお楽しみいただきます。   もう一つは『南国フルーツのヴェリーヌ』。   “ヴェリーヌ”、フランス語に由来する造語で、グラスデザートを意味する言葉です。   グラスの中を彩るのは、鮮やかなパッションフルーツのソースに浮かんだマンゴーやパイナップル、キウイフルーツやパパイヤといった数種類のフルーツたち。   中央には静岡県産抹茶のアイスクリームをご用意しています。   南国のフルーツたちと静岡の恵みのマリアージュをお楽しみください。     二つのお料理がコースの最後を締めくくります。   夜を彩る素敵なデザート、コート・エ・シエルにて存分にお楽しみください。   一つ目のデザート、『山梨県産白桃 シャンパーニュの香り』はGracieux(グラシュー)コースとSophias(ソフィアス)コースで、 2つ目のデザート、『南国フルーツのヴェリーヌ』はPlaisir(プレズィ―ル)コースでお召し上がりいただけます。   それぞれご提供は9月30日までのご提供となります。     皆様のご来店、心よりお待ち申し上げます。     ***************************** 【グリルフレンチ コート・エ・シエル】  レストラン:東館ロビー階  時間:17:30/18:00/18:30/19:00/19:30 詳しくは↓のリンクからご覧ください。 グラシューコース ソフィアスコース プレズィールコース

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箱根甲子園

2025/08/21

箱根甲子園架空の物語

箱根甲子園架空の物語   自称ちょっとやさぐれちゃっているつもりの平凡な男性がスポーツカーに乗り箱根のワインデングを走り貫けてゴールの甲子園に行くお話です。   まだまだ序盤のため箱根も甲子園も全然出てきません。 ですが甲子園に続く物語。   お時間のある時にでもお付き合いいただければ幸いです。     ある男性が定年を迎えた。 やることがない。 いややることはいっぱいある、ただやる気が起きないだけ。   退職前はあれもこれも、旅行や食べ歩き健康のための運動など、 やりたいことやってみたいことをどうせやらないだろうと思いつつも 夢を膨らませて心の中にリストを作っていた。   けどリストは作っただけで、いざ定年を迎えたらそのうちにやろう、 気が乗ったらやろうそう思うだけで何もしない日々がだらだらと続く、 月日はあっという間に過ぎ去りリストを作ったこともすっかり忘れていた。 リストを作っていた時に薄々感じ、 気付かないふりをしていた「どうせやらないだろ」うという思いが 現実となり無意識のうちにため息がもれる。   だけど何もしなかったわけじゃない。   何もしなかったわけじゃない 何かしてたことの一つ いや何かしてたたった一つのこと、、、ネット ネットだけが今の私の唯一の趣味と言えるかもしれない。   ネットだけが楽しみになってしまったつまらない男は、 その生活を自分なりに謳歌していた。 いや謳歌しているつもりなのかもしれない。 謳歌していると自分自身を納得させ自分自身を保っていたというのが 本当のところだと思う。   だらだらと自堕落な生活を続ける自分に対しての言い訳。 夜が更けるまでネットを見て朝は日が高くなるまで寝ている。 寝たいときに寝て、起きたいときに起きる。 自堕落なことこの上なく、そしてこの上なくストレスフリーな生活。   1か月、2か月、半年、1年飽きもせず変わり映えのしない自堕落な生活を謳歌していた。 そんな自堕落なつまらない男もようやく心の中の何かが変わり始める。 もうずっとこのままでいいやと思い始めたころのことである。 目覚めなのか気付きなのか、何か心の中でモヤっとしたものが心の中から外へ向けて何かを発信している。形や色も臭いもない。 時折何かを発信している。   近所付き合いも必要最低限、顔を合わせば挨拶位はするそんな希薄でうわべだけの付き合いしかしていないし、寂しいと感じることもなく、それ以上を求めることもしない。 濃い人間関係は煩わしいだけで。 友人と呼べる人は数人。そして数人いれば十分だと。 1人で生きていける、 現代社会においては十分に一人で生きて行ける、生きて行けてしまう。 そう思い、そしてそういうように生きてきた。   時間、時に時の流れは人の傷を癒し愛情をはぐくみ、 形あるものはほころび崩壊を迎える。 時の持つ作用、時に残酷で、時に幸せをもたらす。 時の作用は人の心にも、やさぐれ世間を斜にみている男の心にも変化を生む。 静かにゆっくりとそして確実に時の作用が作用しはじめる。   「散歩にでもいくかな」ひとり言をつぶやき窓の外を見る。 今の時間は午前11時。 昨日もネットをダラダラと見たいものだけを見て聞きたいものだけを聞き、 それ以外はフタをしていつの間にか布団で眠り朝を迎えた。 午前11時、昼ご飯には早く二度寝するにはもう遅い。 中途半端な時間だが11時という時間が好きだ。 何かをするにしても午後はまるまる残っている安心感と、12時前に起きたことに対しての喜び。 これが12時を過ぎて起きてしまった日は罪悪感が半端ないのである。 自称自堕落人間だが12時を超えると罪悪感が半端ないのである。 大事なことなので2回言わしていただく。   だから今日は午前11時に起きれた。午前11時に起きれたことが嬉しくて普段思いもしないことを口走ってしまった。 「散歩にでも行くかな」   ここは関東近郊のとある街 海からはかなり離れた内陸の街 山が近く峠を越える国道や県道が複数走り 近隣には有名な観光地が複数ある 静かさと賑やかさがミックスした日本全国どこにでもあるような街   私は今峠道に続く県道をゆっくりと歩いている。 いささかゆっくりすぎるスピードかもしれない。 県道を走る車は少ない、騒音や排ガスに悩まされることもなく、 車が走り去った後の疾風に薄くなった頭髪も乱されることもない。   のんびりゆっくりと深く息をしながら歩く。 まるでリハビリでしているかのようである。   ただ時折、何台かに1台早い車が走り抜けていく。 飛ばしているわけでもなく、制限速度より少しだけでスピードが出ている。 押さえた感じの走り方。 制限速度をはるかに超えた速度ではない だけど早いと思わせる車。   スポーツカーが走り抜けていく。 何台かに1台スポーツカーが走り抜けていく。   なめらかな流線形のフォルム。 凪の水面を進むボートが滑らかに水面を切って進んでいくかのように 前方の空気を滑らかにかき分け後方へと流していく。 早く走る為の形、空気を整流し整え後方の乱気流を押さえ 強引に空気を押し開き進む走り方とは真逆の走り方。 まるでチューブの中を走るかのように後を濁さない。 走り去った後はそよ風が吹く。   「あ~、やっぱスポーツカーっていいかも」 自然とひとり言をつぶやいていた。   まるでリハビリのような散歩が、だんだんと楽しい物に変わっていくの感じる。 心の中から外側に向けて何かを発信している。 モヤっとしてボヤけていて掴みどころのない何か。 掴もうとしても掴んだ瞬間霧のように霧散してしまう。   昔の思い出が少しずつ甦ってくる。 「あ~そういえば昔スポーツカーにのってたな~」 もうたまにしか思い出さない思い出。   スポーツカーが隣を走り貫けていく。 走る貫けるスポーツカーを目で追い、 遠ざかりあっという間に小さくなっていくスポーツカーを 遠い目をしながら眺めていた。   心の中にかすかに光が芽生え、わずかに熱を持ち始めた。   その時の私はまだ気が付いていなかった。 吹けば一瞬で消えてしまうロウソクよりももっと小さく種火のような かすかな炎がともったのを。   遠くに箱根の山が見える。 第1章 完   乱筆失礼いたしました。 ここまでお読みいただきありがとうございます。   次回は自分のスポーツカーを手に入れるまで書ければいいなと思っています。 次回もまだ箱根も甲子園も出てきません。 スポーツカーと甲子園のファンのみなさまもうしばらくお待ちくださいませ。 写真は2024/12/23 冬至翌日の箱根から昇る朝日を撮影したものです。  

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