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2024/10/04

ソムリエが語る『東急ハーヴェストクラブオリジナルハウスワイン制作秘話🍷』

皆様こんにちは、ソムリエの石倉です。 朝夕の風に、秋の到来を感じさせる今日この頃、皆さまはいかがお過ごしでしょうか。   秋といえば  …  食欲の秋! 秋刀魚や栗、きのこなど秋を代表する美味しい食材が食卓を彩ります。 そこで今回のテーマは、食事をより一層引き立てるワイン 東急ハーヴェストクラブオリジナルハウスワイン『ㇻ・クロワザード』の制作秘話をお届けします。   2021年3月1日から販売を始めて3年半、 ありがたいことに多くのお客様からご好評頂いております。 このワインの制作にあたっては、 南フランスのワイナリー「ㇻ・クロワザード」様、輸入商社様、本社プロジェクトメンバー、私を含めたソムリエ達、大勢の方が関わって完成に至りました。   何がオリジナルなの?と、疑問に感じる方もいらっしゃるかと思います ハーヴェストクラブオリジナルハウスワインは、 南フランスのワイナリー「ㇻ・クロワザード」とタイアップをし ①ワインのブレンド比率 ②ラベルデザイン をオリジナルで行っております。   ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー ソムリエである私が担当させていただいたのが、ワインのブレンド比率を決めることでした。   2020年の秋、ハーヴェストクラブに所属するソムリエ数名が集まり、ブレンド比率の会議を行いました。 例えば、シャルドネ100%とヴィオニエ100%のワインを用意し、 これを9:1、8:2など、比率を変えて納得できるまで試飲を続けます。 白・赤ともに3種の原酒があったと記憶しており、組み合わせは無限に感じられました。 ソムリエは経験を積むことによって、ある程度共通した認識を持つことができますが、 個人の嗜好もありますので、全員が納得のブレンドができるのかとても心配でした。   試飲を繰り返すうちに「エレガント」、「親しみやすい」、「食事との相性」など 目指すべきワインのキーワードが浮かびあがり… 何度試飲したかは覚えておりませんが、 集中力の限界に近づいた頃、ついに全員が納得するワインが完成いたしました! 結果として様々なシーンでお楽しみいただける、フードフレンドリーで上品なワインに仕上がりました。   タイトルに「制作秘話」などと大げさに書いてしまいましたが、 私が携われたのは、ほんの僅かであり力になれたのか自信もありませんし、 大変貴重な経験をさせていただきました。   また機会がございましたら 「東急ハーヴェストクラブオリジナルワイン第2弾🍷」についてもお話をさせてください。   それでは、レストランでお待ちしております。

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