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箱根甲子園の記事一覧

2025/03/17

当館より歩いて5分。箱根湿生花園が春営業開始

皆様こんにちは。フロントの袴田でございます。 箱根はまだまだ寒い日も多い一方、春支度が一気に進む季節になります。名物「すすき草原の野焼き」もございますが、先週末には当館至近で皆様にもお馴染みの「箱根湿生花園」が冬季閉園を終え営業再開致しました。 https://hakone-shisseikaen.com/ 毎年、開園早々の目玉は「ミズバショウ」です。「ミズバショウ」...と聞くと「夏」とか「尾瀬」のイメージを持たれる皆様も多いかと存じますが、気候の違いもあり、こちら平地近くは春を告げる植物となります。 元々箱根自生ではございませんが、園内では毎年2万株のミズバショウを見る事ができ、なかなか見事です。湿地を巡る木道脇のすぐ足元に、毎年キレイに花を咲かせてくれます。そのためスマホでも/私のような写真ド素人でも 良い写真が撮れます。 ただ春の歩みと共に、ミズバショウもあっという間に育ってしまいます。見頃は3月下旬~あたり。ホームページに見頃情報もUPされますので、ご確認頂けるとより良いかと思います。 箱根甲子園では、今年もフロントで箱根湿生花園の割引入園券を販売します。春を探しに、お出かけされてみてはいかがでしょうか?皆様のお越しをお待ちしております。

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2025/03/10

シリーズ:箱根旧街道を歩く(箱根峠~三嶋大社)[5]

2024年4月に「箱根峠越えウォーク大会」に参加しました。 箱根湯本から三嶋大社までの28km。完歩しました。 箱根八里であれば小田原宿から三島宿までの32kmですが、 箱根湯本からなので28kmです。 歩いた実体験からの箱根旧街道の魅力をシリーズでお伝えします。 箱根峠の先は静岡県で、西坂です。西坂にも数々の坂の名があり、 箱根峠から順に、甲石坂、石割坂、大枯木坂、願合寺坂、上長坂、 下長坂、大時雨坂、臼転坂、愛宕坂と続きます。 尾根道行く西坂は、東坂とは違った景色を見せてくれます。 甲石坂は、坂道の途中に、かつての豊臣秀吉ゆかりとされる兜石が あったことから甲石坂と呼ばれ、箱根竹におおわれた坂道は往時の 風情を伝えています。 願合寺地区の石畳は、江戸時代の絵図には6か所の石橋が描かれており 発掘調査で出土した「一本杉の石橋」が往時のままの姿で保存されています。 山中城跡の腰巻地区の石畳は、山中城の堀を一部埋めたてて街道を造ったとされています。 この地区の石畳も良く整備されていて歩いていてとても楽しいです。 笹原新田は、東海道の整備にともない開かれた5つの新田集落のひとつで、 このあたりまで峠道を下ると視界が開け、駿河湾と伊豆半島を一望できます。 笹原一里塚、錦田一里塚と過ぎると箱根旧街道の「松並木」を通ります。 約1km続く松並木は現在の東海道では最長です。 そして今回のゴールの三嶋大社。 是非、機会がありましたら箱根旧街道の東坂、西坂と歩いて見てください。  

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