スタッフがお届けする現地ブログ

天城高原の記事一覧

2021/12/14

冬の大三角

皆さま、こんにちは。フロントの黒瀧です。 今回は冬の夜空のご紹介です。 「冬の大三角」皆さまご存知でしょうか。 大三角というと夏のデネブ、アルタイル、ベガが印象強いですよね。 自分は見つけても、毎回どれがどれだかわからなくなります(笑) 実は冬にも大三角がございます。しかも夏より三角を形作る星々がわかりやすいと思います! 形作る星々ですが、 オリオン座の「ベテルギウス」、おおいぬ座の「シリウス」、こいぬ座の「プロキオン」の三つです。 まずおそらく一番わかりやすいオリオン座の「ベテルギウス」を探しましょう! オリオン座は斜めに並んだ3つ星とその斜めにクロスした対角線上にある2つの星で形成されます。 その対角線上の左上にあたる星が「ベテルギウス」です。 余談ですがこのベテルギウスは実は何百年も前に消滅してしまっているのではないかという仮説があります。 なのになぜ今も輝いているのというと消滅する前に発した光を我々は今見ているからなのです。 ミュージシャンの「コブクロ」の曲に「ベテルギウス」という歌があります。 この仮説を知った上で歌の歌詞を聞くとより素敵な歌に感じられます。 余談が過ぎてしましました。冬の大三角の解説に戻ります。 ベテルギウスを発見しましたらそこから左下に目を向けてみると、ひと際明るい星が見つかると思います。 これがおおいぬ座の「シリウス」です。シリウスは天体の中でも太陽を除くと一番明るい星です。 本当に明るいですので見つけやすいと思います。 そして最後のこいぬ座の「プロキオン」ですが、このプロキオンは三角形の頂点の位置する星です。 なので「ベテルギウス」と「シリウス」を見つけたら線で引いてそこから左上に正三角形ができるように 目を向けてみると、シリウスまではいかないですが明るい星が見つかると思います。 これがこいぬ座の「プロキオン」です。 そしてプロキオンを頂点にベテルギウス、シリウスを線でつなぐと冬の大三角が出来ます! おおざっぱな説明となってしまいましたが、自分流の冬の大三角の見つけ方です! よければ参考にしてみてください!   12月14日、本日ですが実は「ふたご座流星群」の極大日です!冬は空気が澄んでいて 星空を観測するのに最適です。条件は最高ですのであとは天気次第・・・。 寝る前の時間、少し夜空をご覧になってみてください、ちょうど流れ星が流れるかもしれません。 ではまた次回。

  • 0

  • 0

週間人気記事ランキング

月間人気記事ランキング

施設一覧(ブログ数)