スタッフがお届けする現地ブログ

蓼科リゾートの記事一覧

2010/03/19

御柱特集:下社木落とし坂と棚木場

フロント担当 内藤です。 御柱特集も第5弾となりました。 【天下の奇祭】と言われている御柱。 今回は、下社の御柱と木落とし坂を紹介したいと思います。 よくテレビの全国放送で放映されている映像が、下社の木落とし風景です。 毎回死者や怪我人がでるといわれている、あの木落としです。 恥ずかしながら今回初めて下社の木落とし坂へ行って来ました。 御柱祭まで3週間をきりましたが、未だ静けさを装っていました。 祭り当日は、数十万人の観衆が動員します。 御柱には、もみの木が使われます。 そのもみの木は、上社・下社それぞれ決められた国有林から伐採されます。 皆さん、いつ頃伐採されるかご存知ですか? 実は(下社の柱は)一昨年、2008年5月にお見立て(柱を決める事)をし、 その一年後2009年5月に約850人の氏子が参加し、奥山に木遣りがこだまするなか伐採されました。 周囲3.3m・樹齢166年の巨木を、チェーンソーを一切使わず、斧しノコギリのみで伐採します。 伐採された柱は、同年11月に山出しの曳き出し点となる棚木場まで運ばれ、 今か今かとその時を静かに待っています。 祭りの準備は、何年も前から始まっているのです。 下社に近い下諏訪駅には、御柱のモニュメントが建っていました。 次回の御柱特集もご期待下さい。

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2010/03/15

御柱特集:上社本宮に行ってきました

フロント担当 大西です。 御柱特集第4弾です。今回は上社本宮をご紹介いたします。 全国に一万余りある諏訪大社の総本社となるのがこの本宮です。 敷地内には多くの樹木があり、その雰囲気はとても心が落ち着きます。 平日にもかかわらず多くのお客様が参拝に訪れていらっしゃいました。 先日上社木落としの特集の際に上社御柱の独特のものとして「メドデコ」を ご紹介いたしましたが、前回の御柱(平成16年 申年)の御柱につけられていた メドデコが飾ってありました。 (ちなみにこちらは上社本宮一之御柱のメドデコです) 諏訪造りという独特の建て方で幣拝殿と片拝殿のみとなり、本殿は持たない 建築様式なのだそうです。本殿は神様がいらっしゃる場所になるのですが 諏訪大社は御神山を拝するという大きな特徴を持っているそうで、 拝殿から向かって右側の山が御神山の守屋山(もりやさん)になります。 鳥居をくぐってすぐにある本宮一之御柱です。 毎回この本宮一之御柱を曳くことが上社御柱の一番のステイタスなのだそうです。 御柱を曳く担当地区は上社、下社それぞれ8地区あり毎回抽選でどの柱を曳くか を決めるのだそうです。 上社担当の地区の方々は本宮一之御柱を当てられるよう、抽選会までの間、毎日 本宮にお参りに行き、お願いをするのだと地元のスタッフから教えてもらいました。 確かに御柱の木落としも、川越しも本宮一之御柱からになっていて一番目立つ 存在ではあり、また全国の諏訪大社総本社の御柱であれば尚更ですね。 今年は諏訪大社上社本宮の所在地に近い諏訪市湖南(こなみ)、中州(なかす)地区 が本宮一之御柱担当です。 (ちなみに蓼科東急リゾートがあります北山地区は本宮四之御柱担当です。) 上社御柱の日程はこのようになります。 4月2日(金)曳行(えいこう:御柱を曳くこと)開始 4月3日(土)本宮・前宮一、二之御柱 木落とし 川越し 4月4日(日)本宮・前宮一、二之御柱 木落とし 川越し 次回からは下社の御柱をご紹介したいと思います。

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2010/02/28

御柱特集:上社木落とし坂に行ってきました

フロント担当 大西です。 最近の蓼科は大変暖かく春を感じる陽気でしたが今朝は久しぶりに雪が降りました。 その雪も今は既に止み太陽の光が降り注いでいます。 さて、大西担当ブログでは御柱祭開催までの間「御柱祭特集」をしていきますが、 今日はその第2弾です。 今回は御柱を山から下ろす「山曳き」のメインイベント「木落とし」の場所を 取材してきました。 上社前宮・上社本宮の御柱を落とす木落とし坂(茅野市宮川)に出かけてみました。 出かける前に図で場所を確認したのですが、『こんな住宅街の中で木落としをするの?』 とびっくりしてしまう程、学校や大きな病院がすぐ近くにあるような場所です。 長さ17m、直径1m、重さ1tもあるような巨木を山から切り出し、人力のみで里へと 曳き出す「山出し」の道中にその坂はあり難所とされる場所です。 上社の御柱の特徴として柱の4隅に「めどでこ」という角のようなものをつけるため 見た目にも大変華やかで、その上に男衆が跨ったまま眼下で待ち構える大勢の見物客に 向かって御柱が滑り降ります。その迫力を想像しながら坂を見下ろしてきました。 滑りおりる坂の下には東京方面へ続く中央本線の線路があり、木落とし当日は若干スピードを 落としてその様子が電車からも見れるように運転してくださるのだそうです。 そんな配慮もまた7年に1度のお祭りならではなのでしょう。

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2010/02/19

諏訪大社 下社春宮に行ってきました

フロント担当 大西です。 今日15時ごろから時折小雪が舞うお天気となりました。 天気予報は明日も晴れ。なかなかまとまった雪が降らない最近の蓼科です。 さて、今日私は出勤前の時間を利用して諏訪大社に行ってきました。 今年は7年に一度のお祭り、御柱祭(おんばしら)が行われます。 寅年と申年に行われるお祭りで諏訪大社の宝殿を新築し社殿の四隅に建ててある モミの大木を建て替えるお祭りです。 「諏訪大社式年造営御柱大祭(すわたいしゃしきねんぞうぐうみはしらたいさい)」 を通称「御柱祭(おんばしらさい)」と呼んでおり、毎回諏訪・茅野地方の盛り上がり は大変なものとして有名です。 諏訪大社は上社・下社に大別され、上社本宮(諏訪市)上社前宮(茅野市)と 下社春宮・下社秋宮(下諏訪町)とがありますが、今日は下社春宮に行ってきました。 御柱祭といえば山から木を落とす「木落とし」が有名です。 ニュースなどでもよく流れているシーンなのでご存知の方も多いと思いますが 御柱の上に男衆が跨ったまま山を下るというとても勇壮な場面です。 次回の大西担当ブログはこの「木落とし」の場所を取材してお伝えしたいと思います。 4月から始まる御柱祭に向け、シリーズ化してお届けする予定です! どうぞお楽しみに。

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