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鬼怒川の記事一覧

2016/02/14

海がなくとも

皆様こんにちは! レストラン渡部です! 先日、ブログにて温泉ふぐの視察見学について料理長の飯島が書きましたが、 (飯島料理長のブログ) 私も同行しましたので、書かせていただきます。 栃木県は豊かな自然、名所、特産物がたくさんありますが、残念な事に海がありません。 そこで那珂川町では温泉の成分が生理食塩水の濃度に近いことから、海産魚種が養殖できるのではといった発想が生まれ、試行錯誤の末、温泉ふぐの養殖に至ったわけです。 このように海がないから、新鮮な魚介類が食べられないだとか、あれがないからこれができないとかという発想ではなく、今、眠っている未私用の資源を発掘し、有効に活用しようという考え方が素晴らしいと思いました。 どんな時、どんな場所でもこのような考え方を持ち続けていれば、いつか、面白い発想が浮かび、人生をより豊かなものにしてくれるはず、と話は逸れてしまいましたが、鬼怒川にいらした時は是非、温泉ふぐをお召し上がりください。 【温泉ふぐフレンチ】@12,960円(消費税込)  ※ご予約の受付は3日前までとなります。  【温泉ふぐ鍋会席】 @12,960円(消費税込)  ※ご予約の受付は3日前までとなります。  ※ご予約は2名様以上で承ります。

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2016/02/07

温泉ふぐの養殖場を視察してきました。

おはようございます。 先日タイムスの取材を受け、その中で温泉ふぐの養殖場を見学してきました。廃校や市民プールの跡地を利用して養殖しています。現在廃校跡地は老朽化のため使っていないそうですが。テレビやホームページで若干情報は持っていましたが、実際に見てたり、聞いたりしてしてみると新しい事や、いろいろ努力をされている事が伝わってきました。養殖の現場を見に行ってとてもとても良い経験が出来ました。担当者から説明を受けましたが、地下から温泉を汲み上げ、更に浄水や塩分濃度の管理、水温管理、稚魚から成魚までの管理と、とても大変さや一生懸命さが伝わってきました。 このプールの塩分濃度は0.9%です。温泉は0.5~0.8%なのでチェックをしながら安定を保っているそうです。ちなみに海水は3.0~3.5%です。水温も20度に保たれています。これによって成長も早く約1年で出荷できるそうです。 鬼怒川でも今月から初めて和食・洋食共に、この温泉ふぐを使い新しいメニューをご提供しています。是非一度ご賞味下さい。 また、この取材に伴い、4月・5月と新しいメニュー構成でご提供致します。ご期待下さい。特に和食の焼きふぐは最高です。写真を撮っている時のデモンストレーションで焼くのですが、その時の香りといい、味といい、僕でさえすぐに食べたくなりました。あと二か月お待ち下さい。タイムス4月号の紙面でそれが伝われば幸いです。 これから鬼怒川では通常のふぐの旬とは逆の季節にこの温泉ふぐを使い、メニュ―を構成したと考えています。春に鬼怒川の温泉ふぐ。山菜や出始めの旬の野菜とあわせていきます。4月のメニューは和食・洋食共にかなり良い仕上がりになっています。是非一度お召上がり下さい。

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