スタッフがお届けする現地ブログ

箱根甲子園の記事一覧

2024/12/02

長安寺の紅葉を見に行きました

皆様こんにちは。フロントの袴田でございます。 12月、箱根は冬モードに入りますが、その前に最後の秋を感じるべく、 箱根有数の紅葉の名所、仙石原の「長安寺」にお邪魔をしてきました。 ススキ草原とならぶ箱根仙石原の2大スポットとして有名な長安寺の紅葉ですが、今年は多くのメディアやネットで取り上げられ、ひと際大人気であったようです。 ただ元々駐車場も僅か20台程の静かなお寺。混雑を避け早朝に寄ってみました。 元々長安寺は江戸時代前期にこの地に建立された曹洞宗の名刹。 秋の紅葉とともに、境内各所に点在している五百羅漢が見どころです。 参道あちこちに、喜怒哀楽さまざまな表情を見せてくれる多彩な像が点在します。 宝探しの様ですがどの像も表情豊か。どこか人間臭くユーモラスな感もあります。 元々和尚が「訪れる人々によりよい癒しの場を」との思いで設けられたとの事。 絶景の紅葉と共に、和みを与えてくれる場所でした。 こんなステキな場所も、箱根甲子園からは歩いて僅か15分足らず。 今秋はお越し頂けなかったお客様も、ぜひ来年の箱根観光のご計画の中に加えてみて下さい。 お越しをお待ちしております。

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2024/11/25

シリーズ:箱根旧街道を歩く(畑宿~箱根甘酒茶屋)[2]

2024年4月に「箱根峠越えウォーク大会」に参加しました。 箱根湯本から三嶋大社までの28km。完歩しました。 箱根八里であれば小田原宿から三島宿までの32kmですが、 箱根湯本からなので28kmです。 歩いた実体験からの箱根旧街道の魅力をシリーズでお伝えします。 第2回目は、畑宿から箱根甘酒茶屋まで 箱根旧街道は、1923年の関東大震災の復旧の際、 石畳の道は古い!車の通れる道にしよう! となり復旧工事と共に車道へ変わって行きます。 その為、畑宿から元箱根の間は、車道の勾配を緩和する必要から 箱根旧街道の直線的なルートから大きく迂回するルートに変更されました。 箱根八里の勾配は、平均20%以上の区間が多く、部分的には40%以上の場所も 現在の車道勾配が最大12%、平均的なスキー場のゲレンデが25%前後であることを 考えれば、その急勾配の度合いがわかります。 畑宿の一里塚からはじまる西海子坂、樫木坂、猿滑坂と続く坂は東坂の中でも 最も急勾配です。と自分が歩いた道の難易度をアピールしまして、 畑宿の一里塚を過ぎて最初の坂が、西海子坂(さいかち)です。 石畳が良く残っている坂で、二子石特有の黒灰色の石が暗い杉林を 一層暗く感じさせます。そしてなんと言っても箱根旧街道が 箱根新道の上を通過するという不思議な光景を目にします。 続いて、樫木坂(かしのき)。階段脇には、『東海道名所記』の 「橿の木の さかをこゆれば くるしくて どんぐりほどの 涙こぼる」 という狂歌を紹介しています。 涙がこぼれそうになりながら登ったのに、続いて今度は 猿滑坂(さるすべり)です。涙が出るを通り越し絶句です。 歯を食いしばり登り切り、もうすぐ箱根甘酒茶屋というところで 最後に、名前の意味がよく分かる、追込坂(ぶっこみ)です。 前の西海子坂、樫木坂、猿滑坂に比べれば、勾配はありませんが、 前の西海子坂、樫木坂、猿滑坂を乗り越えての坂は、確かに追込でいます。 そして箱根甘酒茶に到着。休憩。 この場所に茶屋がある事のありがたさ! なるほど昔の人は、良く考えてお店を出したものだと思ってしまう。 西海子坂、樫木坂、猿滑坂、追込坂を乗り越えての 甘酒は格別です! と今回はここまでです。

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