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「炅チャンネル」 ~第六十章~ ”栃木レザー”のご紹介

2025/10/20

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皆様こんにちは。レストランの近藤でございます。

 

「レストラン炅-kei-」をより知っていただく為に、シェフが厳選した食材や、関わる生産者さんを中心にピックアップしていきながら、レストラン炅ならではの「こだわり」「取り組み」をより多くの皆様に知って頂きたいという思いから始まった「炅チャンネル」。

地域・食をテーマにしたショップ 会 はレストランに併設されたライフスタイルストア。北関東、東北地方の生産者、工芸品の魅力を積極的に発信しています。

 

第六十章の今回は、“栃木レザー”のご紹介です。

・栃木レザー(栃木県栃木市)

1937年創業の皮革製造の専門メーカー。革本来の風合いを生かすためにベジタブルタンニン鞣しにこだわり続ける、国内唯一のタンナー(製革業者)です。

革を加工するうえで不可欠なプロセス、、、それが“鞣(なめ)し”です。鞣しとは動物の“皮”を腐敗や硬化から防ぎ、柔軟で丈夫な“革”にする加工技術です。栃木レザーでは、手間のかかる昔ながらの鞣し工程を頑なに守り続けています。鞣しには、20にも及ぶ製造工程があり、原皮の水洗いから始まり、脱灰、鞣し、水絞り、乾燥、アイロンなどいくつもの工程を経てようやく製品となります。

こだわりの製品は自然な風合いと使い込むほどに深みが増す、美しい経年変化(エイジング)を特徴としています。エイジングは、革を楽しむためのもっとも重要な要素の一つ。栃木レザーでは、エイジングを楽しめる“本物の革”を生み出すため、ベジタブルタンニン鞣しを追求しています。

また自然環境保護の観点から、製造工程で生じる排水の処理にも薬品は使用していません。バクテリアや微生物によって段階的に中和、浄化させる循環システムを採用しています。
さらに、命から“革”を生み出し、最後は自然に返す、、、“循環”を意識したもの作りを徹底しています。原皮は食肉加工を行う肉業者と提携している専門業者から取引をしており、革を作るためだけに牛を“殺める”ことはしていません。自然と命に感謝し、少しでも長く愛着を持って使っていただける革作りを行なっています。

そんな魅力的な商品製造と社会貢献に取り組む栃木レザーの商品ですが、10月よりキーケース、コインケース、パスケースなど様々な用途の新商品をご用意しました。また11月より数種類のバックの入荷を予定しております。こちらは入荷次第、商品の詳細と写真を更新いたします。続報をお待ちください。

皆様のご利用をお待ちしております。

 

・SHOP 会

営業時間:8:00~21:00

 

以上、「炅チャンネル」第六十回目でございました。

 

”毎月10・20・30の日は「炅チャンネル」”

引き続きよろしくお願いいたします。


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〒321-2522 栃木県日光市鬼怒川温泉大原334-1

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