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VIALA鬼怒川渓翠

SHOP 会 ~日下田藍染工房~ ご紹介

2025/04/20

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日下田藍染工房

皆様こんにちは。レストランの近藤でございます。

4月中旬に入り、鬼怒川では春らしい穏やかな天気が続き、過ごしやすい日が増えてきました。各所で桜の見ごろを迎えております。皆様いかがお過ごしでしょうか。

 

今回はSHOP会から県内の生産者”日下田藍染工房”さんを紹介します。

地域・食をテーマにしたショップ 会 はレストランに併設されたライフスタイルストア。北関東、東北地方の生産者、工芸品の魅力を積極的に発信しています。

 

・日下田藍染工房 栃木県芳賀郡益子町

江戸時代寛政年間(1789~1801)創業。創業時のまま残っている日本でも珍しい、昔ながらの手法を守り続けている紺屋です。

築200年以上の芽吹きの建物内には、72個もの藍甕が整然と並んでおり、建物と藍甕は共に県の有形文化財に指定されています。

何度も足を運んでおりますが、益子の街並みを象徴する茅葺の建物は圧巻です。

 

かつては庶民の衣料の8割が藍染めでした。この日本の伝統的な藍染、草木染の手法を守り伝えて200年。
藍は「ジャパン・ブルー」と呼ばれ、その色や染法は世界でも高く評価をされています。


日下田藍染工房の当主”日下田 正”さんは藍染め文化にも大きく関わる木綿の伝統も守るべく、綿の栽培や糸づくり、糸染め、手織りを取り組んでおります。

染料は茶色ですが、色素「インディゴ」が空気に触れると酸化して青くなります。

色が美しいこと・丈夫である・染めることにより、品物が5割、それ以上に丈夫になる為、生活に取り入れられたと考えられます。

 

日下田工房では、72本の甕を温めて藍染めの原料の植物を100日間発酵させ「すくも」と呼ばれる染料を作ります。

濃紺の場合は用意した糸や布を染めては乾かす作業を3、4日で20回程繰り返します。綿から染めているため、糸の芯まで染まっていることや、他の色との組み合わせで、グラデーションの糸が作れるところが綿染めの特徴です。

染料液は常に発酵(日下田では常に10基が稼働)が必要で時間も手間もかかり、技術も必要です。

 

ショップ 会 ではコースター、お財布、卓布などの通年商品に加えて、春はストール、冬はマフラーのなど季節に合わせた商品を展開しています。

皆様のご来店をお待ちしております。

 

・日下田藍染工房

営業時間:8:30~17:00

定休日:月曜日 ※祝休日の場合は翌日

住所:栃木県芳賀郡益子町城内坂1

電話番号:0285-72-3162

 

・SHOP 会

営業時間:8:00~21:00


  • 工房内の様子

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〒321-2522 栃木県日光市鬼怒川温泉大原334-1

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