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旧軽井沢/旧軽井沢アネックス

2017/03/07

つながり

家からそう遠くないところに、素敵なカフェを見つけました 。 好きですよね、カフェ…。特に女性は。私も大好きです。 『Maru Cafe』というそのお店は、昭和30年代の古い建物をリノベートした小さなカフェ。以前はこちらで奥様のおばあ様が薬局をやっていらしたのだとか。 そしてご主人は代官山の人気店『シドロス』のオーナーのご兄弟なのだそうです。 場所は軽井沢のお隣りのお隣り。 佐久市平賀の富岡街道という道沿いに、この『Maru Cafe 』はあります。富岡街道…。もちろん都内の表参道だのなんだのといったオシャレな通りではありません。 でもこちら、ご近所さんをはじめとするたくさんの地元の人たちが席をあたため、なんだかいつも賑わっています。 若いご夫婦が営むお店だというのに、常連さんの中には月1で女子会をする90歳を過ぎた粋なおばあちゃんたちもいるそうで…。そんな日は吸い寄せられるように近所のおじいちゃんたちも集まってくるのだとか。これはもう女子会というより合コンと呼ぶべきでしょうか。 おじいちゃんとおばあちゃんの合コン。夢があります。 ランチプレートは、あの全国的に有名な『アトリエ・ノマド』のBIO野菜をふんだんに使った、お野菜たっぷりのお料理とオーガニックなスイーツ。畑をまるごと、とっておきのお料理にしたようなひと皿。目からうろこの斬新な組み合わせに思わず唸ってしまいます。のびのび育ったお野菜そのものの力強いおいしさがとにかく抜群です。 この日1番のお気に入りはベジタリアンのサンドイッチ。 佐久市のおいしいパン屋さん『Lien』の、その名も“佐久のミッシュ”で、丁寧に、かつ美しくお野菜が挟みこまれています。近くにある『長野牧場』のライ麦と北海道の小麦をつかったこのミッシュは、外はパリッ、中はもっちり。『Lien』で見かけたときはおいしく食べる方法がわからなかったけど、なるほどこんな風に使うのか。 このミッシュに柚子みそマッシュポテトとコクを添えるチェダーチーズ、ピコリーノやかぶがサンドされたそれは、とてもお野菜だけとは思えない食べ応えある一品。かぶのシャキシャキした歯ざわりがいいアクセントになって、もう♪やめられないとまらないー♬です。 こちらはドリンクメニューも自然派。訪れたこの日にオーダーした「ハニージンジャーほうじ茶ラテ」は寒い冬の季節にぴったり。カップ一杯を飲み終えるころにはぽっかぽかです。 たまには、あせらずゆっくりこんなカフェに腰を落ち着かせて、オーナーご夫妻とおしゃべりに花を咲かせたり、ひょっとしたら合コン中…かもしれないおじいちゃんおばあちゃんたちに地元の昔話をきく、なんて休日も悪くない。 田舎ならではの、のんびりとした空気と、たっぷりのお野菜と、カラダをあたためてくれるおいしくてホッとする飲み物。そこにいきいきとした笑顔付きのおしゃべりが加われば、もういうことなしですね。 居心地が良すぎてつい長居をしてしまった帰り際に、 様々なチャトニーを発見。チャツネといった方が馴染みが深いでしょうか…?何にでも使える万能選手。たまらず気になった夏野菜のチャトニーを買い求めました。 なんでもこのチャトニー、『Maru Cafe』のご主人のお知り合いの方が作っているのだそうで、同じ佐久市の望月にある『フェンバーガーハウス』というチャトニーの製造元は『森の美術館』という美術館でもあるのだとか…。 チャトニーと美術館??? というカンジですが、この美術館、丸々1日かけてじっくりアートを味わう、という、少し変わった趣向の美術館。深く深くアートを堪能できるちょっとかわった仕掛けがあるようです。こちらも気になります…。 田舎にある一軒のカフェ。 ですが、ここへ訪れただけで自分もこの『Maru Cafe』とまあーるくつながっている農家さんやパン屋さん、牧場にオーナーご夫妻のお知り合い、はたまた見知らぬお店の常連さんたちとつながっていく。 ここは訪れる人にまた新たな出会いとつながりをもたらす、そんな魅力がぎゅーっとつまった、とてもあたたかい場所です 。 Maru Cafe 〒385-0034 長野県佐久市平賀5341-1 Tel: 0267-62-8416 E-mail: marucafe2014@gmail.com ※ランチはご予約をおすすめします

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