東急ハーヴェストクラブ勝浦
アクアラインと館山道を利用すれば、
都心から車で2時間足らずでアクセスできる南房総エリア。
海あり、山あり、自然をたっぷり満喫できる
ドライブ旅におすすめの場所だ。
そんなドライブ旅で、もうひとつのお楽しみが「道の駅」。
当初は休憩所としてスタートしたが、
いまや地域の魅力に触れられる観光スポットへと変貌し、
旅の目的地としても注目を集めている。
特に南房総エリアには、個性を競う道の駅が数多くある。
海風を浴びながら道の駅をはしごする
爽快ドライブを楽しもう。
My Harvest
爽やかな潮風が吹き込む南房総・千倉の海沿いを車で走る。途中の堤防には、カラフルなウォールアートも描かれている。そんなきらめく海岸線のドライブで、ぜひ立ち寄りたいのが「道の駅ちくら 潮風王国」だ。ここの最大の魅力は磯が目の前に広がるロケーション。広々とした芝生の広場もあり、池にはかつてサバやサンマ漁に使われた漁船のレプリカ「第一千倉丸」が展示されている。甲板やブリッジまで登ることができ、眼前に太平洋を一望できる。
館内中央には大きないけすがあり、地元漁協が扱うイセエビ、アワビ、サザエなどの量り売りが人気だ。近海で獲れた魚や干物、加工品を扱う鮮魚店、雑貨店、土産店、カフェも並んでいる。昼食には、千田海岸を望む海鮮料理店「はな房」はいかがだろう。名物は伊勢海老を丸ごと一尾使い、近海物を中心に10種類以上のネタが盛られた「王様丼」。板長厳選の「おまかせにぎり寿し膳」や房総の漁師料理「さんが焼き」もおすすめだ。
内房の富浦町は、アクアラインから続く富津館山道路と、南房総へ下る国道127号線の接続地点。言わば、南房総の玄関口だ。緑豊かな里山や畑が広がる牧歌的な風景の中を、のんびりとドライブしよう。レトロでフォトジェニックな原岡桟橋にも立ち寄ってみたい。
こうした富浦エリアにあるのが「道の駅とみうら 枇杷倶楽部」だ。緑のトンガリ屋根が目を引く瀟洒(しょうしゃ)な佇まいで「全国道の駅グランプリ」最優秀賞の受賞歴もある。枇杷倶楽部という名前は、南房総が長崎と並ぶびわの二大産地であることに由来している。館内は房州びわをテーマに、びわジュース、びわゼリー、びわ茶、びわ饅頭など、50種類以上のオリジナル商品が目白押し。併設のカフェではびわを使ったパフェやシャーベットなどが味わえる。
そのほか、房州うちわや貝殻ストラップづくり、びわの葉のエキスを使った染め物なども体験できる。なお来年3月には、増床部分のオープンも予定されており、さらなる進化が楽しみだ。
南房総を南北に縦断する「安房グリーンライン」を走ると、風光明媚な田園風景が一面に広がる中、「道の駅 グリーンファーム館山」が姿を見せる。
この施設は、地域の観光と農水産業をつなぐテーマパークを目指して昨年2月オープン。地元農家が育てた野菜や果物・花などを販売するマーケットをはじめ、収穫体験ができる農園、料理教室も開催されるキッチンスタジオなどで構成されている。ヤギも飼われていてエサやり体験も楽しめる。
他にも、特製ソフトクリームで作る濃厚でフレッシュな後味が魅力の生シェイクなどが楽しめる「須藤牧場」、館山ヴィルトファクトリーから仕入れたジビエ肉のパティを使用した館山ジビエバーガーなどを提供する「TATEYAMA BURGER」、ロールキャベツなどが人気の袖ケ浦発「のうえんカフェ 館山」など、地元の魅力を発信する。
1日目
都内出発 → 原岡桟橋 → 道の駅ちくら 潮風王国 → 野島埼灯台 → 東急ハーヴェストクラブ勝浦 宿泊
2日目
東急ハーヴェストクラブ勝浦 出発 → 道の駅 グリーンファーム館山 → 道の駅とみうら 枇杷倶楽部 → 都内帰着