皆様こんにちは!
フロントの小林でございます。
本日は、群馬県にある「ろうばいの郷」をご紹介いたします。
実家(群馬)の周辺でもろうばいの甘い香りがしていましたので
ろうばいの郷の開花状況が気になり実際に訪れてみました。
1月22日に行ってまいりましたが、開花状況は、満月ろうばいがほぼ満開、
基本種・原種や素芯ろうばいは3分咲き程度でした。
3.2ヘクタールの園内に植えられた1200株・12000本のろうばいは圧巻で、非常に美しい光景と
なっておりました。
あいにく天気は曇りでしたが、晴天であれば真っ青な空の色とろうばいの優しい黄色のハーモニーが
とても美しく見えるのだろうなと思います。
園内は遊歩道が整備されており、30分ほどで1周まわることができますので
どなたでもお楽しみいただくことができるかと思います。
ちなみに、陽が当たる場所には福寿草もちらほらと顔を出しており、春の訪れを
感じることができました。
感染症予防の観点から、今年も「ろうばいまつり」は中止となってしまい、売店「竹ハウス」も営業を
中止しておりますが、マスクをしていてもわかるほどの甘い香りに包まれた美しい園内は、
十分にお楽しみいただけると思います。
最後に、ろうばいの豆知識をご紹介いたします。
漢字だと「蝋梅」と書きますが、名前の由来は、透明感のある蝋細工のような梅に似た花を
咲かせるから、という説と、陰暦の12月:臘月に咲く梅に似た花であるから、
という2つの説があるようです。
また、ろうばいの花言葉は「慈愛」「慈しみ」「ゆかしさ」「愛情」「優しい心」「先見」「先導」などがあります。
目立たない時季にそっと黄色い花を咲かせる姿が奥ゆかしく、他の植物より一足先に開花することもあり、
これらの花言葉が付けられたとされています。
皆様も、澄んだ冬の空気に、黄色の可愛らしいお花や甘い香りを楽しみに
出かけてみてはいかがでしょうか。