
快晴の中、浅間山をバックに
晴天に恵まれた第2回小浅間山トレッキングツアーは7名の皆様と、ガイドさん、そしてフロント柳の計9名で催行いたしました。
登山道脇の地層にみられる軽石と浅間山の噴火時期から小浅間周辺の森の年齢が判明したり、手で触れ、葉の繊維を傷つけることによって放たれる植物の香り(ミント系やシソ、時にピーナッツの匂いなど)をかぐことによって得られる不思議な充足感に一同感心いたしました。
軽石と砂にまみれた登山道をゆっくり上っていくと、眼下には軽井沢の街並み、背後には浅間山の大パノラマ!しばし疲れを忘れ雄大な自然の風景に心打たれるひと時となりました。幸い、頂上でも浅間山を正面にとらえる事が出来、強風の中しばしのシャッタータイム。頂上をぐるりと周回しながら更に浅間山方面に向かって歩を進めると、くっきりとした山の稜線や青木ヶ原樹海を想起させる青々とした樹林帯と共に、彼方に溶岩ドームの跡や噴出した溶岩の道が確認でき、大自然の脅威をまざまざと見せつけられました!
軽石と砂でできたワイルドな下山道は慣れるまで体のバランスをとるのに一苦労ですが、慣れてしまえば体への負担も少なく、振り返ればかなりの急勾配を降りてきたことに静かに感動いたしました!
トレッキングの終盤、脇道にそれ、樹齢が長いもみの木の「やに袋」を小枝で潰した時の芳香は完全にアロマオイルそのもので、下山途中の疲れた体に心地よい刺激となりました。
まさに「地元の魅力再発見」となった今回のツアーもお陰様で、何事もなく、無事に帰って来る事が出来、ホテル着後は、レストランにてランチ、談笑のうちにツアーを終えることが出来ました。
「コロナ禍」、「今年度初の開催」ということで、不安も多々ございましたが、ご参加いただいた皆様、ガイドさんのにご協力を頂き無事に終える事が出来ました。改めてお礼申し上げるとともに、
今後のツアーもご満足いただける内容をご提案したいと考えておりますのでどうぞよろしくお願い致します。

急勾配をゆっくりと下山中

かぐわしいモミの木の「ヤニ袋」