皆様こんにちは
京都は昨日から緊急事態宣言の対象となり、また落ち着かない日々を迎えつつありますが、いかがお過ごしでしょうか。
今回は、屋外の風情のある「橋」のご紹介をさせて頂きます。
京都の南、大阪府に隣接して「八幡市」という市がございます。
大分の宇佐神宮・福岡の筥崎宮または鎌倉の鶴岡八幡宮と並び日本三大八幡の1つに挙げられる「石清水八幡宮」のある街です。
国道1号線を大阪方面に向かうと久御山町との間に木津川という川が流れていますが、1号線から少し外れたところに長さ356.5メートル、幅3.3メートルの「流れ橋」と称される「上津屋橋(こうづやばし)」という橋が架かっています。
戦後、1953年に架けられたのがはじまりとなっており、この日は、川の流れも穏やかですが、架橋以来60年あまりの間に台風や増水のたびに幾度となく流出もされています。
流れ橋の名の由来は、橋桁・橋板がワイヤーロープで繋がれているため流されても流出しにくい構造になっていることによります。
ご覧いただくとお分かりいただけるかと思いますが、欄干も街灯もなく、昔ながらの風情の橋となっており、度々時代劇での撮影も行われているので、ご覧になったかたもいらっしゃるかもしれません。
近くには第二京阪道路も走っているのですが、堤防上に設置されているベンチから橋を望むと、少し前の時代の情景に思いを馳せることができることと思われます。
近隣には先に挙げました「石清水八幡宮」や、隣の京田辺市には一休さんのお寺、その名も「一休寺」などもございますので、それらを含めてまわられるのもよろしいかと思います。
早く昨今の状況が落ち着くことを願うばかりですが、その際には密になりやすい京都市内を避けてのんびりと過ごされるのもよろしいかと思います。
■■DATA■■
上津屋橋
住所 八幡市上津屋宮前川端
ACCESS 京阪電車・淀屋橋方面に乗車 石清水八幡宮駅で下車
京阪バス[75C]岩田南行きに乗車 「上津屋流れ橋」で下車
徒歩約5分 ※日中のバスは1時間に1本程度でございます